ディスプレイ&ビデオ360の「プログラマティック保証型取引」でGoogle Audience が利用可能に

Google のディスプレイ&ビデオ360のシニアプロダクトマネージャー、ジンニア・ツェン(Zinnia Zheng)氏によれば、多くのチームが在宅勤務を続けている中、マーケティング担当者は、広告費を1円も無駄にせずに広告を配信したいと願う一方で、運用の効率を高める方法を常に模索していると言います。その両方のニーズを実現するために、2020年9月、Googleはディスプレイ&ビデオ360の「プログラマティック保証型取引」(Programmatic Guaranteed)のアップデートを発表しました。

「プログラマティック保証型取引」(Programmatic Guaranteed)を利用すると、同じ予算で従来の予約型ディスプレイ広告よりもより効率的に広告を配信したいオーディエンスにリーチすることができるようになります。次に、運用のワークフローの多くのステップを自動化することで、設定に必要な作業を軽減します。

Googleは「プログラマティック保証型取引」(Programmatic Guaranteed)でGoogle Audiencesのサポートできるよう機能を改善しました。これによって、正確に広告を配信したいオーディエンスにリーチすることができます。

Googleオーディエンスへの対応

あなたの製品に興味を持っている可能性の高い人々により効率的にリーチするために、ディスプレイ&ビデオ360の広告買付手法のひとつである「プログラマティック保証型取引」(Programmatic Guaranteed)で、GoogleAudience が利用可能になりました。これにより、Google独自のアルゴリズムに基づいて、広告クリエイティブのメッセージに反応する可能性の高いユーザーにリーチすることが可能になり、高いROIを期待することができます。

例えば、新しい4WD車の発売キャンペーンを計画している自動車会社の場合、人気ニュースサイトのパブリッシャーと契約を結び、アウトドアやウィンタースポーツを好むユーザーのみに広告を表示することができます。Google Audiencesは、Google Ad Managerを利用しているパブリッシャーとのすべての「プログラマティック保証型取引」(Programmatic Guaranteed)で動作します。ユーザーの興味関心を表す「アフィニティカテゴリ」へのアクセスは2020年9月現在すでに利用可能ですが、今後数ヶ月のうちに「購買意向の強いユーザー層」のオーディエンスへの対応も追加する予定です。

「プログラマティック保証型取引」(Programmatic Guaranteed)のGoogle Audiencesへの対応は、予約型ディスプレイ広告の購入を強化するための重要なステップであり、ディスプレイ、ビデオ、オーディオの各分野において、クライアントのために一貫したオーディエンス戦略を実施することができます。

Anudeep Pedditi(アダム・コールター)
オムニコム・メディア・グループ・オーストラリア、プラットフォーム担当責任者
ソース:New ways to reach your audiences with Programmatic Guaranteed

新しい予約機能

また、従来の予約機能から、最も要望の多かった広告主の機能のいくつかを「プログラマティック保証型取引」(Programmatic Guaranteed)に導入します。

第一に、「Makegoods for Programmatic Guaranteed deals」(日本語名「プログラマティック保証型取引の埋め合わせ広告」。広告が予定どおりに配信されなかった場合の補填)を導入したことで、キャンペーンが計画通りに進まなかった場合、パブリッシャーは配信の問題を補うために余分なインプレッションを提供することができます。

第二に、1000インプレッションあたりのコスト(CPM)と一日あたりのコスト(CPD)のスポンサーシップに加えて、時間帯やインプレッションの割合でスポンサーシップを設定することができるようになります。

例えば、あなたが通信事業者で、ThanksGivingの日の午後6時から始まるブラックフライデーの特別オファーを持っているとしましょう。この新機能を使えば、感謝祭の日の午後6時から午前0時までの間に利用可能なすべてのインプレッションを、取引の交渉をしたパブリッシャーに予約することができます。また、一日を通して利用可能なインプレッションの20%を対象に同じプロモーションを実施することもできます。

プレミアム在庫へのアクセスを拡大

Google Ad Managerを使用しているパブリッシャーに加えて、「プログラマティック保証型取引」(Programmatic Guaranteed)は、人気のあるサードパーティのエクスチェンジでパブリッシャーのインベントリを利用することができます。そして最近、4つの新しいAd Exchangeへのアクセスが追加されました。FreeWheel、Kargo、Smartclip、Xandrです。これによって、より多くのプレミアム予約在庫にアクセスすることができます。


これらの新機能により、「プログラマティック保証型取引」(Programmatic Guaranteed)は、予約型ディスプレイ広告と同じコントロールを維持しながら、あなたの製品に興味を持っている可能性が最も高いユーザーにより多くにリーチすることができるようになりました。詳細をご希望の方は、最新のSkillshopトレーニングモジュールで「プログラマティック保証型取引」(Programmatic Guaranteed)を受講していただくか、お客様のアカウントチームにお問い合わせください。

杓谷 匠杓谷 匠

1984年生まれ。2008年に新卒でGoogleに入社して以来、一貫して運用型広告の世界に従事。2010年にスタートアップに参画するも、川原で膝を抱える日々を経験。その後、Tripadvisor、Google、ATARAを経て、2019年に英国に籍を置く世界最大級のGMPパートナーJellyfishの日本法人の立ち上げに参画。

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