ディスプレイ&ビデオ 360 にオーディオ広告制作ツールが追加

ディスプレイ&ビデオ360

     2020年には、米国の成人は初めてラジオよりもデジタルオーディオを聴くようになったと言われています。(※筆者注:車社会の米国では日本と比べて車の中でラジオやオーディオブックなどを聴く割合が高いため)オーディオの世界がデジタルへと大きくシフトし続ける中、マーケティング担当者は、長年の実績のある音声フォーマットを使ってオーディエンスにリーチし、注目を集める機会が増えています。Googleは、新しく改良されたオーディオ広告作成ツール「マルチトラック オーディオ クリエイティブ」を提供することで、マーケティング担当者がこの変化を受け入れるための支援を続けています。

2020年8月、Google は ディスプレイ&ビデオ 360 に新しいオーディオ広告作成ツールを導入し、広告作成プロセスを簡素化し、ブランドに適したオーディオインベントリを簡単に見つけられるように改良しました。

ユーザーを惹き付ける魅力的なオーディオ広告が簡単に作成可能に

オーディオ広告は、顧客がデバイスを見ていなくても、コンテンツに興味を持ち、ブランドメッセージを受け入れてもらうことができるユニークな方法です。ドライブ中にポッドキャストを聴いたり、散歩中に音楽をストリーミングしたり、スマートスピーカーで音声を使ったりと、音声を通じてユーザーにリーチする方法は一日に何度もあります。しかし、プロ級のオーディオ広告を作成するのは難しく、コストもかかります。

新しいオーディオ広告作成ツール「Audio Mixer」(オーディオミキサー)は、高品質なオーディオ広告を簡単に作成したいと考えている広告主や代理店のための画期的なツールです。Audio Mixerを使えば、音楽、効果音、音声を含む複数のトラックをアップロードすることができるだけでなく、フルエディットコントロールで高品質のオーディオ広告を作成することができます。

ソース:Run audio ads easily with new tools in Display & Video 360

Audio Mixerでは、広告主や代理店が、オーディオトラックと一緒に表示されるディスプレイ広告のクリエイティブを追加することもできます。プレビュー機能により、マーケティング担当者は顧客のオーディオ広告体験をよりよく理解することができます。ディスプレイ&ビデオ 360へのアクセス権限を必要としないリンクから、オーディオ広告とコンパニオンアセットを共有して決裁者の承認を得ることもできます。


Audio MixerのベータユーザーであるJoystick Interactive社は、この製品が使いやすくインパクトのあるものであることを実感しています。Joystick社のクライアントサービス部門の責任者であるAndrew Henry氏は次のように述べています。

ディスプレイ&ビデオ 360 Audio Mixerプラットフォームは、高品質なオーディオ広告を迅速に作成するための理想的なソリューションです。ユーザーフレンドリーなインターフェイスは、技術的な専門知識のレベルに関係なく、プロフェッショナルで高品質な広告を作成することを可能にしています。

Andrew Henry – Joystick Interactive

Audio Mixerは、ディスプレイ&ビデオ 360の管理画面上でグローバルで利用できるようになりました。ご利用方法についてはヘルプセンターをご覧ください。

マーケットプレイスでオーディオ広告用の在庫を発見する

広告主がオーディオ広告を配信するパブリッシャーとつながり、キャンペーンで利用可能なインベントリを閲覧できるようにするために、Marketplaceにオーディオ専用のセクションが設けられました。Marketplaceには、AdsWizz、iHeart、Pandora、SoundCloud(グローバル)、Spotify、Triton Digital、TuneInなどのトップオーディオパートナーのインベントリが表示されます。また、音楽、ラジオ、ポッドキャストを区別するためのコンテンツタイプなど、よりオーディオに特化した情報をマーケターに提供します。

マーケットプレイスにおけるオーディオ広告在庫の見え方
ソース:Run audio ads easily with new tools in Display & Video 360

Marketplaceでオーディオ広告を簡単に配信できるように整備するだけでなく、新しいオーディオ広告在庫を増やす努力もしています。例えば、広告主は、Google Ad Manager上の「Programmatic Guaranteed deals」やその他のプログラマティック トランザクション タイプを通じて、デジタルオーディオインベントリに簡単にアクセスできるようになりました。その一環として、Google Ad Managerでは、パブリッシャーが自社のオーディオインベントリをプログラマティックにマーケターに販売するのに役立つ、新しいオーディオ収益化機能も導入しています。

オーディオ広告のブランドリフト効果の測定

Googleが提供するBrand Lift調査は、広告キャンペーンのブランド認知への影響を評価する広告測定ソリューションです。最も要望の多かったオーディオ向けの製品機能の1つとして、2020年後半にはBrand Liftの測定をオーディオインベントリにも拡大する見込みです。

Brand Lift調査を利用することで、広告主は、オーディオキャンペーンが認知度、広告想起、検討、購入意向などのブランドへの好感度の指標に影響を与えているかどうかを把握することができます。また、クリエイティブや広告申込情報を横断したレポートを提供することで、キャンペーン開始から7日目には最適化のためのインサイトをプログラマティックバイヤーに提供することができます。さらに、このツールは、マーケティング担当者に、オーディオ、ビデオ、YouTubeのキャンペーンを横断した測定を可能にします。

オーディオ広告を介してユーザーにリーチできる可能性が成長している中で、Google は、広告主がユーザーにリーチする機会を最大限に活かせるよう、追加機能の構築に取り組んでいると言います。これには、ダイナミックオーディオ作成、コンテクストターゲティング、ポッドキャストなどのソリューションを検討しているとのことです。

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この記事を書いた人
杓谷 匠

1984年生まれ。2008年に新卒でGoogleに入社して以来、一貫して運用型広告の世界に従事。2010年にスタートアップに参画するも、川原で膝を抱える日々を経験。その後、Tripadvisor、Google、ATARAを経て、2019年に英国に籍を置く世界最大級のGMPパートナーJellyfishの日本法人の立ち上げに参画。

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